じつは、無宗教なわたしたち… ヽ(^o^)丿
さて、日本人が、宗教心の無いことを世界中に知らしめる最大行事が年末にある。ケーキやジュース、お菓子が食べれて、お母さんが御馳走をつくってくれるし、プレゼントまでもらえる。子供にとって、これほどありがたい行事は無いだろう。
… ✨クリスマス✨※1…
町には、そこらじゅうの店でクリスマスソングが流れ、クリスマスイルミネーション、クリスマスの飾りで彩られる。テレビでは、クリスマスをモチーフとしたCMが流れ、クリスマスケーキやクリスマスチキンのCMが流れる。幼稚園・小学校などでは、クリスマスの歌を歌い、クリスマスのリースを作って家に飾る。日本中で、「クリスマス祭り」の雰囲気を盛り上げている。イエスキリスト※2の事など頭にない。この、「クリスマス祭り」は…サンタクロース※3が主役だ。その証拠に、店で売っているクリスマスケーキの上に、マジパンで作られたサンタクロースが当たり前のようにのっかっている。心優しいイエスキリストは、主役の座をサンタクロースに譲り渡したのでした。…いや、違う?…じつは、イエスキリストは、逃亡して密かに寒い国に定住し、ほとぼりが冷めた頃に、サンタクロースと改名して、毎年、各家にプレゼントを配って布教活動をしている?!
イエスキリスト(若い姿)= サンタクロース(年老いた姿)
イエスキリストの再臨※4の予言によると、雲に乗ってやってくるそうだ…トナカイの引く空飛ぶソリ(雲?)に乗っているのは、サンタクロース。イエスキリストは、年を取って、忘れ去られた自分に気づいてもらいたくて、開き直ったんじゃないかと思う。ちなみに、サンタクロースの衣装等は、日本人的には、還暦祝いの「赤いちゃんちゃんこ」「大頭巾」、もしくは「大黒天」を彷彿とさせ、縁起の良い印象から好感度も高い。
…空耳…セントニコラオス(Saint Nicolas)※5…サンタクロース(Santa Claus)…セントクロース(Saint Cross)
※1クリスマスとは、イエスキリストの誕生を祝う祭。前日をクリスマス・イブとし、2日間にかけて行われる。
※2イエスキリストとは、大工の父と母マリアとの間にできた子で、自らキリスト教を起こし広める活動をした人。のちに、弟子の一人に裏切られ、囚われの身となり、十字架刑にされ、死後生き返ったとされる。
※3サンタクロースとは、クリスマス・イブの深夜に、鈴を鳴らしてトナカイの引く空飛ぶソリに乗って、一杯酒をひっかけた観のある高齢の年寄りが、派手な赤い衣装を身にまとい、各家の煙突からこっそり忍び込んで、子供にプレゼントを配ることを仕事としている人。
※4イエスキリストの再臨についての聖書の記載の一部抜粋…「人の子が天の雲に乗って来るのを、人々は見るであろう」「あなたが見たときと同じ有様で、またおいでになります」
※5セントニコラオスとは、「ミラ・リキヤの大主教奇蹟者聖ニコライ」。弱い者を助けた話、信仰の弱い者を教えて真理を守らせた話が数多く残っている。サンタクロースの伝承の元とされる。
↓サンタクロースの絵本
- 作者: レイモンド・ブリッグズ,さむがりやのサンタ,すがはらひろくに
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1974/10/25
- メディア: ハードカバー
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- 作者: アランスノウ,Alan Snow,三辺律子
- 出版社/メーカー: あすなろ書房
- 発売日: 2005/11/01
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↓.小さい頃自分の家にあった本.
サンタ・クロースからの手紙 (評論社の児童図書館・絵本の部屋)
- 作者: J.R.R.トールキン,ベイリー・トールキン,せたていじ
- 出版社/メーカー: 評論社
- 発売日: 1976/12
- メディア: 大型本
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